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ページの最終更新日時: 2024年8月17日

ステーキングの製品・サービスの追加

ユーザーの安全と信用を保ちながら、可能な限り最善のリソースを掲載したいと考えています。

誰でも新たにステーキングの製品・サービスのethereum.orgへの掲載を提案することができます。 もし、不足している製品・サービスがあれば、こちらからご提案(opens in a new tab)ください

現在、以下のページにステーキングの製品・サービスを掲載しています。

  • ソロステーキング
  • ステーキングサービス
  • ステーキングプール

ビーコンチェーンのプルーフ・オブ・ステークは、2020年12月1日から稼働しています。 ステーキングは比較的まだ新しいものですが、ethereum.orgで判断するために、公平で透明なフレームワークの作成を心掛けました。しかし、掲載基準は時間の経過とともに変更となることがあり、最終的にはethereum.orgウェブサイトチームの裁量に委ねられています。

基準のフレームワーク

ethereum.orgへの製品の掲載は、1つの要因で決められるものではありません。 製品やサービスの掲載を決定する際には、複数の基準で総合的に判断が行われます。 満たす基準が多いほど、掲載される可能性が高くなります。

初めに、製品・サービスに該当するカテゴリーをご確認ください。

  • ノードまたはクライアントツール
  • 鍵の管理
  • ステーキング・アズ・ア・サービス(SaaS)
  • ステーキングプール

現在のところ、これらのカテゴリーに該当する製品・サービスのみを掲載しています。

掲載基準

ステーキング製品・サービスの基準:

プロジェクト・サービスのローンチ時期

  • プロダクト・サービスの公開時期を示す証拠の有無。
  • これは製品の「実環境でのバトルテスト」スコアを決定するために使用されます。

積極的なメンテナンス

  • プロジェクト開発をしているアクティブなチームや従事者の有無 。
  • アクティブにメンテナンスされている製品のみが検討の対象となります。

トラストレスまたは人間の仲介者が必要ない製品・サービス

  • ユーザージャーニーのどの段階で、人間がユーザー資金への鍵を保有したり、報酬を適切に分配する必要があるか。
  • これは製品・サービスの「トラストレス」スコアを決定するために使用されます。

プロジェクトが正確で信頼できる情報を提供

  • 特に製品がイーサリアムプロトコルまたはその他の関連テクノロジーに関係するならば、その製品のウェブサイトで最新で正確、誤解を招かない情報を掲載することが重要です。
  • 提出されたものに、誤情報、古い詳細情報、イーサリアムに対して誤解を与える可能性のある記述を含んでいると掲載されないか、すでに掲載されている場合は削除されます。

対応プラットフォーム

  • 例: Linux、macOS、Windows、iOS、Android

ソフトウェアおよびスマートコントラクト

カスタムソフトウェアまたはスマートコントラクト関連:

すべてオープンソース

  • オープンソースプロジェクトであり、かつ公開されているソースコードリポジトリが必要。
  • これは製品の「オープンソース」スコアを決定するために使用されます。

ベータ開発を終了済み

  • 製品の開発サイクルはどの段階か。
  • ベータ段階の製品は、ethereum.orgに掲載されません。

外部セキュリティ監査

  • まだの場合は、外部監査を受ける予定の有無。
  • これは製品の「監査」スコアを決定するために使用されます。

バグ報奨プログラム

  • なければ、セキュリティに関するバグ報奨を設定する計画の有無。
  • これは製品の「バグ報奨」スコアを決定するために使用されます。

ノードまたはクライアントツール

ノードまたはクライアントのセットアップ、管理、移行に関するソフトウェア製品:

どのコンセンサスレイヤークライアント ( Lighthouse、Teku、Nimbus、Prysm)をサポートしているか。

  • 対応しているクライアント、 ユーザーの選択の可否。
  • これは製品の「マルチクライアント」スコアを決定するために使用されます。

ステーキングサービス

ステーキング・アズ・ア・サービス(ノード運用の委任)関連:

サービスの利用料金

  • 料金構成、たとえばサービスに月額料金が設定されているか。
  • その他のステーキング要件の有無。

ユーザーによるアカウント・サインアップの必要性

  • パーミッションレスまたはKYC無しでのサービス利用可否。
  • これは製品の「パーミッションレス」スコアを決定するために使用されます。

署名鍵と引き出し鍵の保有者

  • ユーザーが常に維持する鍵、 サービスがアクセスする鍵の種類。
  • これは製品の「トラストレス」スコアを決定するために使用されます。

運用されているノードのクライアントの多様性

  • マジョリティのコンセンサス レイヤー(CL)クライアントによって実行されているバリデータ鍵の割合
  • 最新の編集時点で、Prysmがノードオペレータのマジョリティで稼働中のコンセンサスレイヤークライアントとなっており、ネットワークにとって危険な状況を呈しています。 そのためCLクライアントが現在ネットワークの33%以上で使用されている場合、使用率に関するデータが必要となります。
  • これは製品の「クライアントの多様性」スコアを決定するために使用されます。

ステーキングプール

ステーキングプールサービス:

ステーキングに必要な最小ETH

  • 例: 0.01ETH

関連する手数料またはステーキング要件

  • 報酬のうち、手数料として取られる割合。
  • その他のステーキング要件の有無。

流動性トークン

  • 関係するトークン、 仕組み、 コントラクトアドレス。
  • これは製品の「流動性トークン」スコアを決定するのに使用されます。

ノードオペレーターとしてのユーザー参加可否

  • プール資金を利用したバリデータクライアントの実行要件。
  • 個人、会社、分散型自律組織(DAO)からのパーミッションの必要有無。
  • これは製品の「パーミッションレスノード」スコアを決定するために使用されます。

プールノードオペレーターのクライアントの多様性

  • マジョリティのコンセンサス レイヤー(CL)クライアントを実行しているノードオペレーターの割合。
  • 最新の編集時点で、Prysmがノードオペレータのマジョリティで稼働中のコンセンサスレイヤークライアントとなっており、ネットワークにとって危険な状況を呈しています。 そのためCLクライアントが現在ネットワークの33%以上で使用されている場合、使用率に関するデータが必要となります。
  • これは製品の「クライアントの多様性」スコアを決定するために使用されます。

その他の基準: 任意項目

対応ユーザーインターフェース:

  • 例: ブラウザアプリ、デスクトップアプリ、モバイルアプリ、CLI

ノードツールの場合、ソフトウェアがクライアントを簡単に切り替える方法を提供しているか。

  • ユーザーは、ツールを使用して簡単かつ安全にクライアントを変更できるか。

SaaSの場合、サービスで現在運用されているバリデータ数

  • これはサービスの到達度の判断に使用されます。

結果の算出方法

上記の掲載基準をもとに、各製品・サービスの累積スコアを算出します。 これは、一定の客観的基準を満たした製品の掲載と掲載順を決める手段として使われます。 証拠が提供された基準が多ければ、製品の表示順序が上がります。同点の場合は、ロード時にランダムで表示されます。

これらの基準のコードのロジックと重みは、現在リポジトリの JavaScriptコンポーネント(opens in a new tab)にあります。

製品・サービスの追加

ethereum.orgにステーキング製品の追加をご希望の場合は、GitHubでイシューを作成してください。

問題の作成(opens in a new tab)

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