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イーサリアム開発規格

最終編集者: @milkywebboy(opens in a new tab), 2024年6月11日

開発規格の概要

イーサリアムコミュニティでは、(イーサリアムクライアントやウォレットなどの)各種プロジェクトにおける様々な実装間での相互運用性を維持し、スマートコントラクトやDappに対してコンポーザビリティを提供するために、多くの規格を定めています。

これらの規格は通常、イーサリアム改善提案(EIP)として提出された後、コミュニティにおいて標準プロセス(opens in a new tab)に従って議論されます。

標準規格の種類

EIPは、以下の3種類に分類されます:

標準トラックはさらに、以下の4つのカテゴリーに分類されます:

これらの種類やカテゴリーの詳細については、EIP-1(opens in a new tab)を参照してください。

トークン規格

  • ERC-20 - 投票トークン、ステーキングトークン、通貨トークンなど、代替性トークン (FT) のための標準インタフェースです。
    • ERC-223 - トークンをEtherと同じように動作させ、受信者側でのトークン送金処理をサポートする代替性トークン規格です。
    • ERC-1363(opens in a new tab) - transferまたはtransferFromを受信した後の受信者側におけるコードの実行や、承認後におけるspenderコードをサポートする、ERC-20トークンのトークンインターフェイスを定義します。
  • ERC-721 - アートや楽曲のための証書など、非代替性トークン (NFT) を対象とする標準的なインタフェースです。
  • ERC-777 - (推奨せず) ERC-20を改善したトークン規格です。
  • ERC-1155 - 代替可能および非代替性の両方のトークンに用いることができるトークン規格です。
  • ERC-4626 - 利回りボールト(保管庫)における技術的なパラメータを最適化、統一することを目指して設計された、トークン化ボールト用の規格です。

トークン規格に関する詳細情報。

参考文献

  • イーサリアム改善提案 (EIP)

役に立つコミュニティリソースをご存知の場合は、 ページを編集して追加してください。

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