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ノード運用サービス

最終編集者: @HiroyukiNaito(opens in a new tab), 2024年6月30日

はじめに

自分自身でイーサリアムノードを実行するのは、特に始めての場合や、急速にスケーリングするときには難しい場合があります。 既に最適化されたノードインフラストラクチャを実行するサービスがいくつかあり、利用するとアプリケーションや製品開発に集中できるようになります。 ノード運用サービスがどのように機能するか、それらを使用するメリットとデメリット、またご興味がある方向けにプロバイダーを記載します。

前提知識

ノードやクライアントが何かについてご存知ではない場合、ノードとクライアントを参照してください。

ステーカー

ソロステーカーは、サードパーティプロバイダーを使用せず、自分のインフラストラクチャを運用する必要があります。 これは、実行クライアントとコンセンサスクライアントの両方を実行することを意味します。 マージ前は、コンセンサスクライアントのみを実行し、実行データは中央集権型のプロバイダーから取得できました。マージ後は、両方のクライアントを実行する必要はありますが、 ステーキングを容易にするサービスが提供されています。

詳細については、ノードの運用をご覧ください。

このページに記載されているサービスは、ステーキング以外のノードについてです。

ノード運用サービスの仕組み

ノード運用サービスプロバイダーは、分散ノードクライアントの実行を代行し、利用者の負担を軽減してくれます。

これらのサービスは通常、ブロックチェーンへの書き込みと読み込みに使用できる APIキーを提供します。 多くの場合、メインネットに加えて イーサリアムテストネットにもアクセスできます。

サービスによっては、自分専用ノードの運用を提供するものもあり、ロードバランサーを使用してノード間のアクティビティを分散するものもあります。

ほとんどのノードサービスとの統合は非常に簡単で、自己ホストノードを交換、またはサービス自体を切り替えるには、コードを1行変更するだけです。

多くの場合、ノード運用サービスは様々なノードクライアントを実行します。1つのAPI でクライアント固有のメソッドに加えて、フルノードとアーカイブノードにアクセスできます。

ノード運用サービスには秘密鍵やあなたの情報を保管してはいけないことにご留意ください。

ノード運用サービスを利用するメリット

ノード運用サービスの利用の主なメリットは、自分でノードの保守と管理に時間を費やす必要がないことです。 これにより、インフラストラクチャのメンテナンスを心配する必要がなくなり、製品の構築に集中することができます。

独自のノードの運用は、ストレージから処理能力、貴重なエンジニアリング時間など、非常に高価になります。 スケーリング時にノードを多数立ち上げたり、最新バージョンにアップグレードしたり、状態の一貫性を確実にするなどの作業は、望んでいるWeb3製品の作成に必要なリソースや時間を削いでしまいます。

ノード運用サービス利用のデメリット

ノード運用サービスを利用すると、製品のインフラストラクチャの中央集権化を行うことになります。 この理由から、分散性を重視するプロジェクトでは、サードパーティーにアウトソーシングするのではなく、独自ホスティングのノードが好まれることがあります。

自分のノードを実行するメリットに関する詳細

最も一般的なイーサリアムノードプロバイダーのリストです。不足しているものがあれば追加してください。 無料または有料ティアに加えて、各ノードサービスにより提供されるメリットと機能は異なります。ご自身の必要性に応じて、よくリサーチを行ってから最適なものを選択してください。

参考文献

  • ノードとクライアント
  • Alchemyを使用したイーサリアム開発入門
  • Web3とAlchemyを使用したトランザクションの送信ガイド

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